3Gの後継技術なのにLTEが4Gと呼ばれない理由

3Gの後継技術なのにLTEが4Gと呼ばれない理由

最近、携帯電話のCMなどでよく耳にするLTE。
どこの会社でもLTEを強調したCMを打ち出していますが、一体どういった物なのでしょうか。

 

LTEというのは、Long Term Evolutionの頭文字を取ったもので、携帯電話の新しい通信規格です。
現在普及している携帯の通信規格というのは、W-CDMAやCDMA2000といった3Gと呼ばれるもので、その3Gよりも一つ進んだ技術を利用している通信規格となっています。
では、何故4Gではないのかというと、厳密に言えばLTEは4Gではなく3.9Gに分類されるからです。
4Gの特徴としては、50Mbpsから1Gbps程度の超高速大容量通信を実現し、IPv6に対応し、無線LANやWiMAX、Bluetoothなどと連携し固定通信網と移動通信網をシームレスに利用できるようにならなければいけません。
これらの定義を満たした物が4Gになるのですが、LTEはこれらの条件を満たしているわけではなく、帯域では現行の3Gと同じ帯域を使っていたりという、あくまで現行の3Gを改良した規格であるということです。
LTEはその名称通り、3Gの長期的進化・発展をさせることで、スムーズに4Gに移行出来るようにする、いわば橋渡し的な役割を期待されている規格と言えるでしょう。

 

LTEは、3Gにおける伝送遅延、接続遅延を以前の通信規格に比較して低減するような技術が使われています。
現在主流になっているスマートフォンなどにおけるメリットは大きく、新機種として注目されているiPhone5などで最大のパフォーマンスを発揮出来ると考えられ、スマートフォンを売り出したい携帯会社各社が強く推しているというわけです。